2018年01月19日

フライングタイガーの1500円ウクレレのペグをなんとかする

フライングタイガーという雑貨屋で売られていたプラスチック製のウクレレ。
パイナップルが描かれていますが、ボディ形状はパイナップル型ではなくひょうたん型。

ボディ

ボディはもちろん、指板もプラスチック。
さらにフレットもプラスチックのように見えます。
これならば屋外で演奏して雨水がかかっても全く問題ありません。

フレットも実はプラスチック

弦長は343mmで、ソプラノウクレレのサイズ。
音はプラスチック感が丸出しなのですが、演奏自体は普通に可能です。
ネックがかなり太めなので、手が小さい人はやや苦労するかも。

カラフルな弦は「レインボー弦」

最初に貼られていた白い弦はあまりにもピッチが不安定だと感じたので、ウクレレのキャラクターに合わせて4色カラーの「レインボー弦」に張り替えてあります。

ナット部分ももちろんプラスチック

さて、問題はペグです。

ヘッドの裏のギヤペグ

金属製のギアペグ仕様となっており、一見何の問題もなさそうなのですが、回すとギシギシと摩擦音がして、非常に不快なのです。

そこで、ペグにスプレーのグリス(KUREグリースメイト)を吹きかけてみる事にしました。
(KURE5-56はプラスチックを腐食させてしまうので今回の用途には合わないようです。)

キッチンペーパーで覆いカバーする

本来ならペグを取り外して作業するべきでしょうが、プラスチックのヘッドに開いたねじ穴が広がってしまったら面倒ですので、今回は外さずにやってしまいます。
まず、ペグ以外のところにグリスがかからないよう、キッチンペーパーを使って養生します。

こすれ合う部分にグリス

次に、矢印で示した箇所に、一瞬だけ「シュッ」とスプレーし、すぐにキッチンペーパーでスプレーした部分を拭き取ります(ほんのわずかな油分が残れば充分で、余計な油分は逆にホコリの付着を招いてしまうので)。

スプレーでグリスを吹き付ける

あとは養生を剥がして完成です。

全体像

まるで別物のようにスムーズなチューニングができるようになりました。

今回使ったもの。

スプレーグリス
「グリースメイト」
4色カラーの
「レインボー弦」


2018年1月22日追記:
このプラスチック製ウクレレと、普通の木製ウクレレとの弾き比べ動画をupしました。
https://youtu.be/_4-gHq88TIM
posted by よしとも at 18:47| Comment(0) | 日記

2017年07月15日

電動ドリルでギターのボディをコンパウンドかけ

5月にTornado by Morris(トルネード バイ モーリス)のボディの一部を試しにコンパウンドがけした際、かなり面倒だったので、今回は電動ドライバーの先にフェルトホイールというアタッチメントをつけて磨く事に挑戦します。

フェルトホイールとは、これです。

felt-wheel-1.jpg
felt-wheel-2.jpg
felt-wheel-3.jpg
felt-wheel-4.jpg


フェルトが塊になっていて、電動ドリルの先につけられるように、金属の棒が生えています。
これをドリルの先端にセットし、一気に磨けばラクチンだろうと考えたのです。

コンパウンドの取説には
「円を描くような磨き方はダメ。必ず直線的に磨いてね」
と書かれていたのですが、まあ大丈夫だろうと勝手に考えました(これが後にちょっとした悲劇を招きます)。

私が使っているホルツのコンパウンドは3種類(粗め・細め・極細)がセットになっており、それぞれ別の布を使って磨くべしと取説に書かれているので、布の切れ端をフェルトの先っぽにかぶせて輪ゴムで止め、コンパウンドの種類ごとに布を付け替えるという方法で磨く事にしました。

cover-1.jpg

ヘッド部分はペグを外して作業しました。

naked-head-1.jpg
naked-head-2.jpg
cover-2.jpg

結論ですが、失敗でした。
というのは、コンパウンドで磨いた後はどうしても跡がわずかに残るのですが、電動ドリルを使うと、それが目立ってしまうのです。
コンパウンドの溶剤の油分なのか、コンパウンドによって作られた微細な傷なのか、あるいはその両方なのか分かりませんが、日光を当てると分かる程度の微細な拭き跡が残り、それが直線的な跡であれば目立ちませんが、小さな円を描いているとかなり目立ちます。
これが、「直線的に磨いてね」という注意書きの理由だったようです。

ネット上で検索すると、電動ドリルを用いてギターのコンパウンドがけをしている方がいるのですが、おそらく何かやり方があるのだろうと思います。
コンパウンドの種類だとか、装着するフェルト円盤のサイズだとか、磨く方向とか。

結局、その後、小一時間かけて手で磨き直し、テカテカキラキラにしました。

polished-3.jpg
polished-2.jpg
polished-1.jpg

リョービの電動ドリル
CDD-1020
Holts
コンパウンド
ミニセット
posted by よしとも at 00:39| Comment(0) | 日記

2017年06月20日

ピエゾの5弦6弦の音が出ない原因を探ろうと右往左往

知人から頂いたTornado by Morris(トルネード バイ モーリス)のアコギですが、ボディ面のキズ(2017年5月26日:ギターをコンパウンドで磨いたらクスミは消えたがキズは取れなかった)の他にも問題がありました。

それは、「アンプに繋いだときに、5弦6弦の音が鳴らない」という致命的なもの。
1弦2弦3弦の音はよく拾うのですが、4弦はやや弱め、5弦6弦に至っては全く拾わないのです。

なんとなく、勘で、ピックアップが壊れているんじゃないかと感じ、アマゾンで新しいピエゾ素子を注文しました。
下の画像、電線を編んだように見えるものがそれで、2.5mmのプラグがついています。

new-piezo.jpg

さっそく交換作業です。
まずは、サウンドホールから手を突っ込み、既設の配線を一度全て外します。
ギターから取り外したピエゾ素子、ジャック、ボリュームが下の画像。
ホコリまみれです。

wiring.jpg

ちなみに、既存のピエゾは黒いビニールでコーティングされており、硬め。
新たに入手したピエゾは透明のビニールでコーティングされており、柔らかめ。

さっそく新しいピエゾをサドルの下に敷きました。

install.jpg

2.5mmのプラグを差し込むジャックを持っていないので、ワニ口クリップで仮配線し、いざテストです。

temporary.jpg

しかし!
残念ながら、やはり5弦6弦の音が鳴りません。

絶望的な気分になりながらも色々検索してみると、
「サドルの底面が完璧な平面でないとピエゾは音を拾わない」
との情報が。
そこで、念のためにサドルを定規にあててチェックしてみたのがこちら。

old-saddle.jpg

なんと、明らかに隙間が出来ています。
経年でプラスチックのサドルが痩せて、サドル底面が湾曲してしまったようです。
なるほど、これではサドルの5弦6弦側が浮いてしまってピエゾ素子に振動が伝わりません。

そこで、さっそく楽器屋で新しいサドルを入手しました。
定規にあてがったのが下の画像。
新品だから当たり前ですが、完璧な平面です。

new-saddle.jpg

サドルを交換したところ、見事に1弦から6弦まで全ての弦の音が出力されるようになりました!
音が出ない原因はピエゾの故障ではなく、サドル底面が経年で曲がってしまった事によりピエゾに弦の振動が伝達されなくなってしまっていた、という事でした。
こんな事もあるのですね。

わざわざ中国から買ったピエゾは無駄になってしまいましたが、勉強になったので良しとしたいと思います(笑)

今回購入したもの。
ピエゾ サドル
posted by よしとも at 18:45| Comment(0) | 日記
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