2012年11月21日

乾燥でひび割れたテイラー410を加湿だけで直す動画

表板と裏板にクラックが生じて修理に持ち込まれたアコギを、テイラーの創設者ボブテイラー氏自身がダンピット(Dampit)と呼ばれる簡易加湿機(保湿チューブ)を使って直してしまうYouTube動画を見つけました。
まずは症状を確認する動画から↓

Taylor - Understanding Humidity - Part 1 The Symptoms(YouTube)


1:00あたり、表板と裏板にかなり大きな亀裂が生じているのが分かります。
ギターの裏面に金属定規をあてているシーン、本来ならば「野球場のピッチャーマウンドのようになだらかな曲線を描いて」膨らんでいるはずのテイラー410の裏板が、逆に凹んでいます。
これは、極度の乾燥によるもの。
乾燥すると木材が縮み、その結果としてボディがパカッと割れたという感じ。
解決編動画は↓です。

Taylor - Understanding Humidity Part 2-1 The Solution(YouTube)


解決編その1。
緑色のパイプ状のものは、含ませた水をゆっくりジワジワ蒸発させる仕組みの保湿チューブ(ギター・ヒューミディファイヤー=Guitar Humidifier=ギター加湿機)。
何日かかけて少しずつギター内部を加湿していくわけですが、途中で何度もスクイーズテスト(チューブを絞ってみて出てくる水の量を確認する事)をしています。
どのくらいの水分をギターが吸い込んだか、その様子をスクイーズテストで確認しつつ加湿させていくわけですね。
3日目からはチューブの本数を増やし、そして、4日目からはギター内部だけでなくギターの外側にも湿気を与えています。


加湿チューブ(Guitar Humidifier)、左の画像は楽天、右はアマゾンへのリンクです。

Taylor - Understanding Humidity - Part 2-2 The Solution(YouTube)


解決編その2。
5日目には裏面の亀裂がほぼ完全に埋まり、9日目には表板の亀裂もほぼ見た目では分からない状態に。
動画のラストでは、
「削りもせず、切りもせず、新しい木材で埋めたわけでもない。木材を(水分補給で)本来のサイズに戻しただけ(で直した)」
と結んでいます。

posted by よしとも at 21:02| Comment(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
ギターマガジン
(13日発売)
Player
(2日発売)
ヤングギター
(10日発売)

ギター教本のベストセラー(1時間ごとに更新されます)(Amazon)