2017年05月26日

ギターをコンパウンドで磨いたらクスミは消えたがキズは取れなかった

知人からTornado by Morris(トルネード バイ モーリス)という、80年代のギターを頂きました。
オベーションのコピーモデルで、背面がラウンド形状になっています。

looking-down.jpg

弦長が63センチほどで弾きやすいのですが、いくつか問題があり、その一つがボディのキズです。
全体に満遍なくキズが付いており、特にボディトップ材の20フレットわき、ピックがよく当たる部分に深いキズが大量についています。

そこで、自動車用のコンパウンド(磨き粉)を試してみる事にしました。
使用したのは「Holts(ホルツ) コンパウンド ミニセット MH926」という製品。



布を何枚か用意し、最初は「粗め」を使い、次に「細め」、最後に「極細」の順で、説明書通りに直線的に手磨きしました(円を描くのは良くないらしい)。

とりあえず、ギター正面から見て左半分(画像で言うと上半分)だけを磨いた画像がこちら。

diagonal.jpg

磨かれた側は白いクスミが消えており、光沢が蘇っています。
全体に白くくすんでいたのは、実は細かいキズだったようです。
別の角度から見たのがこちら。

before-after.jpg

6弦から手前は磨いた側、6弦より向こうはまだ磨いていない側です。
キズが明らかに目立たなくなっています。

では、問題の、ピック跡の深い傷はどうなったか。
下の画像は2コマGIFになっており、緑色のラインの下が磨いた側、ラインの上はまだ磨いていない側です。

scratch.gif

細かいキズは消えており、クスミが消えてツヤが出ていますが、深いキズは消えません。
それでもかなり目立たなくなってはいます。
今回は15分かけてギターのTOP板の約半分を磨きましたが、もっと時間を掛ければ更に目立たなくなるような気もします。
次回、弦を交換する際にボディ全体とヘッド部分をコンパウンドがけしたいと思います。
posted by よしとも at 21:22| Comment(0) | 日記

2017年05月23日

135円のアンプ基板を使ってPC用スピーカーを自作する

中国製のデジタルアンプ(の基板)が、送料込みでなんと135円(2017年5月時点)で売られていると聞き、さっそく注文してみました。
基板にはすでに電子部品が半田付けされており、あとはスピーカー2つと電源とライン入力をユーザー側が半田付けすれば、それでもうオーディオアンプとして完成するというもの。



つまみを左に絞りきると電源がoffになるスイッチ付きのボリュームがついているので、電源スイッチを別途用意する必要すらありません。

注文から一週間ほどで中国から郵送されてきたのがこの封筒。

envelope.jpg

ボロボロで、シミもついていますが、プチプチに包まれていたお陰で中の基板は無事でした。

基板そのものも小さいのですが、基板の穴がこれまた小さく、半田付け作業に苦しみました。
しかし、本当に面倒だったのは失敗した半田付けをやり直す作業の方で、穴が小さ過ぎるために液体になった半田が毛細管現象で穴を塞ぐ形で詰まってしまい、半田吸い取り線で半田を除去するのがものすごく面倒でした。
そこで、
「コネクターか何かを介して接続しておいた方が、後々のことを考えるとラクだな」
と考えるに至ったのですが、手元に基板取付用コネクターはありません。

そこで、ブレッドボードに刺すためのピンヘッダ(ただの金属の棒)を基板の穴に刺して半田付けし、リード線はピンヘッダの先っぽに軽く半田付けすることにしました。

solder.jpg

こうしておけば、後に配線をもっと長いものに変更したいだとか、配線材の色を変えたいだとか、プラスとマイナスを間違えたから直したいとか、そういう必要が生じても手間取ることなく半田付けのやり直し作業ができるはずです。

アンプが135円なので、他のパーツもなるべくチープにしたいと考え、スピーカーのユニットも100円のものを使いました。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-09390/

箱はダイソーで売られていた、10cm角の「ウッドボックス(フタ付)」を使いました。
この木箱、側面の板厚は7mmほどあるのですが、上底と下底の面は板厚が2mmほどしかありません。
しかしこれが逆に私にとっては好都合で、2mmの板厚ならばスピーカーのユニットを取り付けるための丸い穴を開けるのが簡単なはずです。

丸い穴を開けた時の画像がこちら。

circle-cutter.jpg

黄色いのは、紙用のコンパスカッターです。
しかし、これはかなり無理があり、100回くらい同じところをなぞって、ようやく穴が貫通するという感じでした。
2mmの板厚とはいえ、板に穴を開けるにはやはり木材用のコンパスカッターを使った方が安全だし効率的なはずです。

ユニットをダイソーの箱に固定する方法について悩みましたが、木工ボンドで接着してしまう事にしました。

さて、スピーカーそのものは箱に穴を開けてユニットを接着するだけですが、アンプ部分をどう設置すればいいかが問題です。
アンプをお菓子か何かの小さな缶にでも入れてスピーカーの上に載せるスタイルもいいのですが、配線が複雑に絡まって、うっとうしい見た目になってしまいます
そこで、右チャンネルのスピーカーにアンプを仕込む事にしました。

右チャンネルはアンプ内蔵とし、左チャンネルとはコードで接続、そしてPCともコードで接続、電池は右チャンネルに内蔵する、というスタイルにすれば、外側に出る配線は2本だけとなります。

wiring.jpg

ケーブルが直に出ているとかっこ悪いので、3.5mmのジャックをつけ、抜き差し出来るようにしました。

back.jpg

そして完成したのがこちら。

knob.jpg

inner.jpg

lid.jpg

ボリュームは右チャンネルの左上に設置しました。
ボリュームやシールドの差し込みジャックやスイッチなど、いわゆるパネル取り付け用の電子部品は、3ミリ前後の厚みがあるパネルに取り付ける事を前提として作られているので、板厚が5mmとか7mmもあったら取り付ける事ができなくなってしまいます。
しかしこのダイソーの箱の底面の板厚は、たったの2mmですので、ボリュームを固定するのは余裕でした。

look-down.jpg

outer.jpg

今回作ったアクティブスピーカーの費用内訳はこんな感じ。
アンプ(EasyWordMall PAM8403) 135円
ウッドボックス(ダイソー) 108円×2個=216円
スピーカーユニット(秋月電子) 100円×2個=200円
3.5mmジャック(秋月電子) 60円×3個=180円
ボリュームのつまみ(桜屋電機) 100円
単3×2本用の電池ボックス(秋月電子) 50円
合計 851円(配線材は含まず)

ボリュームのつまみはエフェクター用のもので、チキンヘッド(鶏の頭)という形状のものです。
秋葉原ラジオデパートの2階、エフェクターのケースなどが売っている桜屋電機で購入しました。

アンプの能力はたったの3Wだそうですが、家庭で使う限り音量は充分で、つまみを12時の位置にするとうるさいと感じるほど。
単3電池2本で駆動しており、制作からかれこれ2週間ほぼ毎日使っていますが、いまだ電池切れの気配はありません。
すぐに電池が切れてしまうようであれば外部アダプターかUSB端子からの電源供給を検討しようと考えていたのですが、いまのところ電池駆動で充分間に合っています。
安くて、音量は充分、電池持ちもよいと、アンプについては文句なしです。
電源を入れた瞬間と、切った瞬間とに、「ボッ」というノイズがスピーカーから出ますが、笑って許せる範囲内です。

一方、やはりユニット側の限界なのか、音質は一般的なラジカセのようなチープなものです。
ユニットにはもう少し金をかけた方が良かったかなと思っています。
それでもノートPCやスマホの内蔵スピーカーの音とは別次元で、左右のスピーカーをある程度離して配置すれば臨場感あるステレオサウンドが広がり、また、ノートPC内蔵スピーカーでは聞き取る事ができなかったベース音も聞き取れるようになり、満足です。
posted by よしとも at 22:49| Comment(0) | 日記

2017年02月14日

9V電池を外付けする例のアレを自作する

9Vの四角い電池を外付けする為のプラグというかアダプターが前から欲しかったのですが、店頭ではビックリするほど高価なのです。

「なんでこんなに高いんだ、90円の電池スナップと150円のプラグを半田付けしただけなのに…あれっ?なら自作すればいいじゃん!」
という事で、自作に挑戦しました。

必要なものは、9V電池に使うバッテリースナップと、DCプラグ。
あとハンダごてとハンダも必要です。

今回使うプラグはこちら。

dc-plug-1.jpg

dc-plug-2.jpg

ELPA(朝日電器)は日本の会社です。
分解するとこんな感じ。

resolve-plug.jpg

穴の開いている所に導線を差し込んでハンダ付けする仕組みのようです。

まずは、バッテリースナップの導線に予備ハンダを施します。
動いてしまうのを防ぐためにセロテープでテーブルに固定して作業しました(笑)

cellophane-tape.jpg

導線に予備ハンダを施した後、プラグのキャップを予めケーブルに通してから、いざ、ハンダ付け本番です。
プラグをエフェクターなりミニアンプなりに差し込んで固定しておけば、ハンダ付け作業がしやすくなります。

jack.jpg

接続する機器に合わせて、赤と黒を間違わないよう配線します(今回はセンターマイナスにするのでセンター側に黒を接続しました)。

solder.jpg

完成したモノがこちら。

finished.jpg

本来は電池を入れられないエフェクターを電池駆動させる為のものですが、私は電池をミニアンプに入れっぱなしにして液漏れ→機器がダメになる、という事を予防できるのが個人的に嬉しいです。

DCプラグバッテリー
スナップ
posted by よしとも at 01:17| Comment(0) | 日記
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