2018年04月12日

お菓子の紙箱を使ったギターアンプを自作

いわゆる386ギターアンプです。
これから自作にチャレンジする方の参考になれば幸いという事で、気づいた点をいくつか。

CIMG8831.JPG

まず音量側のボリューム素子について。
複数のサイトで50kΩAカーブを使えと書かれていますが、50kΩもの抵抗があるとボリューム全開状態から少しだけ左に回すだけで音が消えてしまい、ボリュームとしての役割を果たすことができません。
おそらく50Ωの誤植ではないかと思いますが、どうでしょうか。
いくつかのボリュームを試してみた結果、私は100Ωがちょうど良いと感じました。
ただ、100Ωのボリュームは(秋月電子では)Bカーブしか売っていませんので、抵抗を一つ加えたいわゆる「疑似Aカーブ」をいずれ試してみたいと思います。

CIMG8885.JPG

また、ボリュームを左に回しきっても音量がゼロにならない事に悩んでいましたが、ボリューム素子の3つの端子のうち余った端子をGNDに接続した事で音量0が実現できました。
ゲイン側にはこの処理は不要です。

次に、ジャックを差し込む事で電源をONにする仕組みについて。
市販されているエフェクターはジャックを差し込む事で電源が自動的にONになる仕組みになっているものが多いですが、これがどういう仕組みなのか調べてみたところ、ジャックの方はステレオを使い、ギターのシールド(もちろんモノラル)を差し込む事でジャックの3点の内の2点がショートし、これを利用して電源をONにしていると知りました。
この仕組みを施すことで電源スイッチが不要になり、パネルがシンプルになりました。

CIMG8833.JPG

今回使ったスピーカー(振動板)は、値段の割に高音質と評判のF77G98-6。
かなりズッシリとした重みがあり、持っただけで低音な出そうな予感がします。
もちろん本来はオーディオ用であり、ギターアンプ用ではありません。

CIMG8883.JPG

スピーカーの裏についている磁石部分がかなり大きく、紙箱内部の容積をかなり占めています。
基板上の部品の配置が極端に左に寄っているのは、スピーカー(の裏側)とぶつかってしまうことを避けるためです。

実際に音を出してみると、細かなニュアンスまで表現してくれるのでとても楽しく、時間が経つのを忘れてしまいます。
一方で、低音が出すぎな感があり、どうしたものか思案中です。
低音を減らすために何か電気的な工夫をこらすか、いっそベース用アンプとするか。

費用内訳はこんな感じ。

スピーカー
F77G98-6
250
ボリューム素子 40*2=80
ボリューム用つまみ 20*2=40
ブレッドボード配線
パターンの基板
40
電池スナップ 20
ジャック 119
赤色LEDブラケットセット 50
アンプIC
NJM386BD
50
ICソケット 10
電解コンデンサ 10*2=20
抵抗 1
電池 100
配線とハンダ(概算) 100
スピーカー固定に使った
ステンレスボルトナット
150
合計 \1,030
posted by よしとも at 23:41| Comment(0) | 日記

2018年01月19日

フライングタイガーの1500円ウクレレのペグをなんとかする

フライングタイガーという雑貨屋で売られていたプラスチック製のウクレレ。
パイナップルが描かれていますが、ボディ形状はパイナップル型ではなくひょうたん型。

ボディ

ボディはもちろん、指板もプラスチック。
さらにフレットもプラスチックのように見えます。
これならば屋外で演奏して雨水がかかっても全く問題ありません。

フレットも実はプラスチック

弦長は343mmで、ソプラノウクレレのサイズ。
音はプラスチック感が丸出しなのですが、演奏自体は普通に可能です。
ネックがかなり太めなので、手が小さい人はやや苦労するかも。

カラフルな弦は「レインボー弦」

最初に貼られていた白い弦はあまりにもピッチが不安定だと感じたので、ウクレレのキャラクターに合わせて4色カラーの「レインボー弦」に張り替えてあります。

ナット部分ももちろんプラスチック

さて、問題はペグです。

ヘッドの裏のギヤペグ

金属製のギアペグ仕様となっており、一見何の問題もなさそうなのですが、回すとギシギシと摩擦音がして、非常に不快なのです。

そこで、ペグにスプレーのグリス(KUREグリースメイト)を吹きかけてみる事にしました。
(KURE5-56はプラスチックを腐食させてしまうので今回の用途には合わないようです。)

キッチンペーパーで覆いカバーする

本来ならペグを取り外して作業するべきでしょうが、プラスチックのヘッドに開いたねじ穴が広がってしまったら面倒ですので、今回は外さずにやってしまいます。
まず、ペグ以外のところにグリスがかからないよう、キッチンペーパーを使って養生します。

こすれ合う部分にグリス

次に、矢印で示した箇所に、一瞬だけ「シュッ」とスプレーし、すぐにキッチンペーパーでスプレーした部分を拭き取ります(ほんのわずかな油分が残れば充分で、余計な油分は逆にホコリの付着を招いてしまうので)。

スプレーでグリスを吹き付ける

あとは養生を剥がして完成です。

全体像

まるで別物のようにスムーズなチューニングができるようになりました。

今回使ったもの。

スプレーグリス
「グリースメイト」
4色カラーの
「レインボー弦」


2018年1月22日追記:
このプラスチック製ウクレレと、普通の木製ウクレレとの弾き比べ動画をupしました。
https://youtu.be/_4-gHq88TIM
posted by よしとも at 18:47| Comment(0) | 日記

2017年07月15日

電動ドリルでギターのボディをコンパウンドかけ

5月にTornado by Morris(トルネード バイ モーリス)のボディの一部を試しにコンパウンドがけした際、かなり面倒だったので、今回は電動ドライバーの先にフェルトホイールというアタッチメントをつけて磨く事に挑戦します。

フェルトホイールとは、これです。

felt-wheel-1.jpg
felt-wheel-2.jpg
felt-wheel-3.jpg
felt-wheel-4.jpg


フェルトが塊になっていて、電動ドリルの先につけられるように、金属の棒が生えています。
これをドリルの先端にセットし、一気に磨けばラクチンだろうと考えたのです。

コンパウンドの取説には
「円を描くような磨き方はダメ。必ず直線的に磨いてね」
と書かれていたのですが、まあ大丈夫だろうと勝手に考えました(これが後にちょっとした悲劇を招きます)。

私が使っているホルツのコンパウンドは3種類(粗め・細め・極細)がセットになっており、それぞれ別の布を使って磨くべしと取説に書かれているので、布の切れ端をフェルトの先っぽにかぶせて輪ゴムで止め、コンパウンドの種類ごとに布を付け替えるという方法で磨く事にしました。

cover-1.jpg

ヘッド部分はペグを外して作業しました。

naked-head-1.jpg
naked-head-2.jpg
cover-2.jpg

結論ですが、失敗でした。
というのは、コンパウンドで磨いた後はどうしても跡がわずかに残るのですが、電動ドリルを使うと、それが目立ってしまうのです。
コンパウンドの溶剤の油分なのか、コンパウンドによって作られた微細な傷なのか、あるいはその両方なのか分かりませんが、日光を当てると分かる程度の微細な拭き跡が残り、それが直線的な跡であれば目立ちませんが、小さな円を描いているとかなり目立ちます。
これが、「直線的に磨いてね」という注意書きの理由だったようです。

ネット上で検索すると、電動ドリルを用いてギターのコンパウンドがけをしている方がいるのですが、おそらく何かやり方があるのだろうと思います。
コンパウンドの種類だとか、装着するフェルト円盤のサイズだとか、磨く方向とか。

結局、その後、小一時間かけて手で磨き直し、テカテカキラキラにしました。

polished-3.jpg
polished-2.jpg
polished-1.jpg

リョービの電動ドリル
CDD-1020
Holts
コンパウンド
ミニセット
posted by よしとも at 00:39| Comment(0) | 日記
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